”相手”のことを考えること

「自己PRをしましょう」「積極的に自分を売り込みましょう」なんて言われたことはありませんか?

 

それもそうなのですが・・・。

 

お仕事もプライベートも本質的なところはすべて同じなのではないかと考えたことがあり、書いてみました。

 

とある日、部屋の掃除をしていると、過去に受講したワークショップや授業などでいただいた資料や教科書が出てきたので、ペラペラとめくっていました。

その中で、仕事の作り方?というのか、習ったことをどう生かすか?、営業方法?、就職活動?みたいな単元の資料が複数出てきて、その中でどの資料にも必ずと言っていいほど書かれていたことがありました。


「自分をPRしましょう」
「私はこれが得意です!! こんなことができます!!と伝えましょう」ということでした。

 

確かに、そんなことを習ったような記憶が。。。

 

そして私世代だけかもしれませんが、学校教育でも「日本人は自己PRが足りないから、積極的に自分を出していかないといけない」と幾度となく言われていたような気がします。

 

今現在、私は事業主となり、さまざまな経験をさせていただいている目線からいくと、果たして自己PRはそんなに大切なことなのか?と疑問に感じます。

もし今、私が授業をすることがあるならば、この真逆、


「相手様が何を求めているのかをくみ取りましょう」「我が我がでは、話しは一方通行です。心が通いませんよ。」と伝えると思います。

 

私の関わりのある方で、デキる人、デキる会社だと感じる方々で、自己PRがすごい人は思いつかず、それよりも、私が心地よく仕事(遊び)ができるように、私の良さを引き出してくれている方が多いと感じます。

 

すなわち、私を輝かせてくれたり、居心地良くいさせてくれたりする ”引き立て上手” なわけで、こんな人と関わっていたい=一緒に仕事がしたいと思うのは、シンプルな流れのような気がします。

 

私が客側の立場であっても同じことが言えます。

 

営業マンの方がたくさんお話しをしてくれて、楽しく会話しているように映っているけど、実は「興味がないけど熱心に話しているから、とりあえず聞いている。早く終わらないかな~」と思っている人は、少なくないのでは?と感じます。

 

仕事もプライベートも家族円満も、根っこは全部一緒で、”相手のことを考える”じゃないかなと思いました。